2018年11月17日土曜日

サトラボの幸(13) 畑・果樹園近況

サトラボの一大イベント『収穫祭』も先週終わり、今週は晩秋の静かな畑です。今年はエルニーニョ現象により暖冬傾向とのこと。本当に暖かい日が続いています。地球温暖化の影響なのでしょうか?

サニーレタスと白菜。
葉物野菜は暖かさのためか生育は順調なようです。

長ネギもすくすくと育っています。

キャベツ。少し結球してきました。

大根を収穫しました。
おでんにしてみたいと思います。


果樹ではキウイが沢山なりました。
今年は台風が多く、実が落ちてしまうのではないかと心配でしたが
何とか持ちこたえました。

温州ミカン。今年は果物は良いような感じです。
食べてみましたが、程よい甘味と酸味で美味しかったです。

トウガラシが軒下を鮮やかに彩ります。

ニゲラをドライフラワーにしています。
リースやスワッグにしてクリスマス等の飾りとして素敵ですね。

ニンニクもラボハウスの軒下に干されています。
今後どんな料理で活用されるのでしょうか?

干し柿もだいぶ乾燥してきました。
11月17日撮影 K

2018年11月10日土曜日

収穫祭

恒例のサトラボの収穫祭です。
今年は梅雨の大雨や酷暑、度重なる台風の襲来で、秋の収穫に影響が出るのではないかと心配しましたが、お米は豊作、そのほかの野菜や果実もまずまず順調でした。そんな収穫の喜びを共有するべく、収穫祭では餅つきと芋煮づくりを行いました。来場いただいた方々にも楽しんでいただいけたと思います。
年々、盛況になっている収穫祭。サトラボの体験隊や作り隊の方もボランティアとしてお手伝いいただきました。ありがとうございました。
今年の恵みの喜びを、団員はじめ収穫祭参加者の皆様と共有できたのではないかと思います。

収穫祭の餅つきの準備。
今年は豊作だったお米を蒸しています。

収穫祭の参加者さんと餅つき。
小さい子も頑張ってお餅つきをしてくれました。

芋煮も振舞いました。
味付は醤油ベースです。
サトラボでとれたサトイモ・ネギ等の野菜と
牛肉の風味が合わさってとってもおいしい芋煮でした。

芋煮係の皆様。
作り隊、体験隊の方もボランティアとしてお手伝いいただきました。

案山子コンテストの表彰。
会長から表彰状が渡されました。

団員も一生懸命お餅をつきましたよ。

2018年11月5日月曜日

今年の籾摺り結果が出ました


 11/5(月) 籾摺りに出していたお米を 急遽 もらってきました。


      重さ(籾付)   水分量       籾摺り後の重さ
 一ノ田   123.1kg  14.2%   →  1俵33kg
 二ノ田   97.5kg  13.8%   →  1俵14kg
  三ノ田   166kg   13.9%   →  2表5kg
 四ノ田   272kg   14.3%   →  3俵2.5kg 

   もち米  167kg 
  うるち米  307.5kg 
    合計   474.5kg 
 でした! 

昨年は大凶作(飢饉状態)でしたが、今年は皆様のおかげで大豊作ではないでしょうか?
各位のご協力感謝致します。


2018年11月3日土曜日

サトラボ作り隊 ~こんにゃく作り~

今回のサトラボ作り隊ではこんにゃく作りをしました。
蒟蒻芋から作るのは皆さん初めてらしく興味津々。ベテランのM副会長の指導の下、みんなで協力して作りました。茹で上がったこんにゃくを味噌ダレや生姜醤油で食べましたが、最高の味でした。市販のこんにゃくとは違い、野趣豊かでなんだか懐かしいような優しい味わいでした。

すった蒟蒻芋と水・炭酸ソーダを混ぜて練ります。

練ったこんにゃくの素をバットに移し替える様子。

こんにゃくの素を手でペタペタ成形します。

きれいなこんにゃくの素ができました。

適当な大きさに切り出したこんにゃくの素を
お湯で煮ます。

釜でぐらぐら煮ている様子。

出来立てを切って、刺身こんにゃくでいただきました。
味噌ダレと生姜醤油をつけて。

落花生の収穫です。
落花生は土の中にできることを初めて知った子もいました。

スコップで慎重に掘り出します。

沢山実っていました。
この後新鮮なまま塩ゆでにしていただきました。
マメ科の作物は鮮度が命。
取り立てのピーナッツはとても甘くておいしいです。

菊の花を酢漬けにする準備をしています。
来週の収穫祭で振舞おうと考えています。

白と緑のコントラストが美しいカブ。
今年は暖かいせいか、成長が早く、
美味しくできました。
 11月3日撮影 K


2018年10月21日日曜日

サトラボの幸(12) 深まる秋

愛・地球博記念公園(モリコロパーク)のサトラボに来る途中には、キバナコスモスやコスモスの花壇があります。秋が深まるとともに鮮やかに咲き誇っています。今日は、色とりどりのコスモスが秋晴れの下風に揺れてなんとも言えない風情でした。サトラボの軒先では柿が干され、これもまた秋の風情を演出しています。
コスモス畑越しのラボハウス
風に揺れるコスモスがとてもきれいです
キバナコスモスも鮮やかな絨毯のように咲いています
サトラボの花壇も秋の装いです
サトラボの軒先では柿が干されています
10月21日撮影 K


2018年10月13日土曜日

サトラボ体験隊 ~脱穀~

本日は、サトラボ体験隊の皆さんと開拓団団員と一緒に稲の脱穀です。サトラボ開拓団なので、昔ながらの唐箕で・・・といいたいところですが、なかなか大変なので文明の利器に頼ります。今年は豊作なので、脱穀のしがいがあります。稲架(はざ)で天日干しされた稲は、脱穀機でお米と藁に分けられ、お米は精米され食糧となり、藁はいろいろなサトラボでの農作業に利用されます。一部は新年のしめ縄に変わります。先月の稲刈りに続き、秋の豊かな実りを実感できるイベントでした。
今年は豊作です!!

脱穀機を使いました

脱穀の説明の様子。
体験隊の人たちが熱心に聞いています。

藁の結束についての説明。
藁は束ねて保管しておき、色々なことに使います。

藁をリアカーで運ぶ様子。
今年は藁の質も良かったような気がします。
10月13日撮影 K

2018年10月6日土曜日

サトラボの幸(11) 秋の訪れ


台風続きのこの頃ですが、秋は着実に深まりつつあります。稲刈りも終わり、次は脱穀。そして収穫祭を迎え、年末には餅つきをして、新年を迎えることになります。毎年同じといえば同じなのですが、自然が相手なので、毎年少し違いますし、なんだかんだで人も変わっていくので、結局は毎回新鮮な気持ちになります。昨年も見たであろう秋の草花も、今年見ると改めて色鮮やかです。このような、同じであるということの安心感と、それでも少しずつ違うという新鮮さ。筆者の個人的な感想ですが、変化に富んだ現代社会においては、このような『スローな変化』という感覚はとても貴重な気がします。
ラボハウスの裏のムラサキシキブ

蕎麦の花。ピンクの小さな花がとても可憐です。

コスモスが咲き始めました。後ろに見えるのはラボハウス。
10月6日撮影 K

2018年9月22日土曜日

サトラボ作り隊 ~稲刈り~

酷暑の後は台風続きの今年ですが、稲の方は順調に生育してくれました。去年は不作でしたが、今年はとても豊作です。作り隊の皆さんと、開拓団団員で一ノ田、二ノ田の稲刈りをしました。稲刈りと言っても、サトラボの稲刈りは人力です。鎌で一束ずつ刈り取っていきます。刈り取ったら束ねて、稲架(はざ)に干します。秋雨の影響で、足元はぐしゃぐしゃで作業としてはやりやすい状況ではありませんでしたが、なんとか最後まで終わりました。皆様、お疲れさまでした。
刈り取った稲を稲架(はざ)に干しているところです

今年は豊作。ふっくらと実りました。

連日の秋雨であまり足元はよくなかったです

ラボハウスの近くにいたカマキリ。
稲刈りを手伝ってくれるつもりだったのでしょうか?
9月22日撮影 K

2018年9月8日土曜日

サトラボの幸(10) 秋の準備

度重なる台風の被害を逃れ、サトラボの田んぼ、畑、果樹園では秋の収穫への準備が進んでいます。これ以上天災が起こらぬことを祈ります。
サトイモの大きな葉っぱです。
この地下には美味しいサトイモが埋まっています。

キウイもだいぶ大きくなってきました。
台風で落ちてしまうのではないかと心配でしたが大丈夫でした。
収穫は10月ぐらいでしょうか?

稲も徐々に色づいてきました。
収穫まであと少しです。

重くなって垂れてきた稲穂。
今年の作況指数は102の『やや良』。
酷暑と水不足の影響が心配されましたが、
今のところ順調そうです。

イチジクは収穫期です。
今年は夏野菜は酷暑の影響であまり良くなかったですが、
果樹は日照が多かったことから糖度が高くなっているそうです。
少し試食しましたが、とても甘くなっていました。
そういえば愛知県はイチジクの生産量日本一ですね。

夏野菜でまだ元気なのはモロヘイヤ。
モロヘイヤの花は、自分で育て始めてから初めて見ました。
ただ、モロヘイヤの実には毒があるとのこと。
気を付けなければいけませんね。
詳しくはこちら http://www.naro.affrc.go.jp/org/niah/disease_poisoning/jute.html

秋はキノコの季節・・・ですが、花畑では知らないキノコがにょきにょき。
さすがに怖くて食べませんが、どんなキノコなのでしょう。
キノコは見分けが難しいですね。