2020年1月25日土曜日

【1月25日】共同作業日 燻炭づくり

1月25日の共同作業日は燻炭づくりを行いました。燻炭(くんたん)とはお米のもみ殻を炭にしたもので、田んぼや畑に肥料として蒔きます。秋に収穫したお米のもみ殻にじんわりと熱を加えて炭にするわけですが、割と時間がかかります。朝から始めて昼過ぎまでかかりました。毎年実施しているサトラボの風物詩の一つです。
まずは木を燃やして燻炭づくりのもととなる火を作ります
作った火に特殊な形の煙突を被せ、その上にもみ殻を山のように積み上げます
燻炭づくりの最中にはCOCOアイランドさんの訪問を受けました。大根の収穫体験をしてもらいました。
だいぶ燻炭ができてきました。黒くなったところが燻炭になったところ。気長にもみ殻をかき混ぜながら燻炭をつくります。慌ててかき混ぜすぎるとかえって時間がかかってしまうため、気長に待つのがコツの様です。
燻炭づくりのもみ殻の中にサツマイモを仕込んでおき焼芋を作りました。燻炭づくりではじんわりとサツマイモに火が通るので、甘くてホコホコの焼芋ができます。焼芋をほおばりながらの楽しい作業でした。

2020年1月18日土曜日

【1月18日】体験隊 田おこし・七草探し

1月18日の体験隊では田おこしと七草探しを体験しました。田おこしは田んぼの土をスコップなどをつかって人力で耕しましたが、田んぼの土はとても重く、なかなか力の要る作業だったと思います。良い運動になったのではないでしょうか?
春の七草が何だったかも分からない人も多かったはず。

セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズスズシロ・春の七草

と覚えるとリズムよく覚えられます(五・七・五・七・七)。

尚、ゴギョウ(御形)は別名ハハコグサ(母子草)、ハコベラはハコベ、スズナはカブのことであり、スズシロは大根のことです。

そういう私も、いざ探すとなるとなかなか見つけられませんが・・・。
二日後の1月20日は二十四節季の大寒に当たりますが、地面では少しずつ春への準備も進んでいます。
田おこしの様子
冬の澄んだ空気の中、田んぼの土を耕しました
開拓団の団員の子ども達も一緒に田おこしを頑張りました
七草の説明を受けている様子
七草探し。水路の近くを探しています。水辺の近くを探しているということは狙いはセリでしょうか?

田んぼの畔で七草探し。似たような草もあるので、慣れないとなかなか見つけられないですよね?
集めた草の答え合わせ。自分の足元をこんなに見つめるのも貴重な経験かもしれませんね。