2020年8月23日日曜日

サトラボ便り 夏の風景

 8月23日は二十四節季の処暑にあたります。暑さが峠を越える時期とのことですが、多少は猛暑のピークを過ぎた感じでしょうか?でも、まだまだ暑い日が続きそうな感じもしますね。

ただ、夏の日差しの中でしか見られない色が沢山あります。夏の里山の色がどんなものか、涼しい風の通る木陰から眺めてみるのも面白いのではないでしょうか?

とはいっても、畑や森などでの作業ではいつも汗だくですね。皆様まだまだ熱中症には注意しましょう。



強烈な日差しの中稲を見守る案山子たち。


サトラボの入り口からラボハウスを望む。


畑越しの納屋の風景。


定点観察。里池から畑、ラボハウスを望む。左奥が里の森です。

花畑からラボハウスを望む。花畑では夏の花が色とりどりに咲き誇っています。

8月23日頃は72候では、『綿柎開(わたのはなしべひらく)』。綿を包むガクが開き始める頃。綿の実がはじけ白いふわふわが顔をのぞかせた様子を表す候です。今年は綿の苗を植えたのが少し遅かったので、ちょっと暦通りにはなっていませんが、白くやわらかで涼しげな綿の花は、夏の暑さを一瞬忘れさせてくれます。

2020年8月12日水曜日

サトラボ便り 稲を守る案山子たち

改めまして、8月1日のサトラボたいけん隊で、隊員の皆さんが作った案山子たちです。今年も力作ぞろい。秋までサトラボの稲を鳥たちから守ってくれています。案山子コンテストもやっていますので、サトラボの田んぼに遊びに来ていただき、気に入った案山子に投票してみてください。 

並んだ案山子たち。青空の下稲を守っています。美味しいお米ができると良いですね。








【8月8日】サツマイモエコクラブ

 8月7日は暦の上では立秋なのですが、今年は梅雨明けが遅く今から夏本番の感じです。梅雨の間の日照不足で野菜の発育も悪く、野菜の値段も高くなってしまっているのですが、サトラボのサツマイモは秋に向けて頑張って育っていてくれている様です。自分で農作物を育ててみると、農作物が天候の影響を受けることを実感します。暦通りに季節が訪れることが一番良いのですね。そう考えると、梅雨の雨も、夏の暑さも、冬の寒さも、美味しい収穫のためには必要なのだと思えてきます。

今回のサツマイモエコクラブでは、サツマイモの成長の確認や草取りといった作業のほかに、水鉄砲づくりを行いました。暑い中でも涼しさを感じられるプログラムで、夏を満喫できたのではないでしょうか?

ラボハウス前ではサトコがお出迎え。




今回のサツマイモエコクラブのプログラムです。
サトラボ散策。大きな葉っぱはサトイモです。
果樹園の散策。見上げているのは柿の木。青い実がなっています。秋には美味しい柿がなると良いですね。

サツマイモ畑の草取り。夏は草の生育も旺盛なので、草取りも大変です。
サツマイモのツルの長さを調べています。
長く伸びたサツマイモのツル。土の中ではサツマイモがすくすくと育っています。
水鉄砲づくりの説明。昔ながらの竹筒を使った水鉄砲です。
水鉄砲できたよ!!
サトラボキッズも水鉄砲を作りました。
作った水鉄砲で的当て。夏の水遊びは楽しいですね。





2020年8月7日金曜日

【8月1日】里山たいけん隊

長かった梅雨がようやく明けた8月1日、里山たいけん隊第2回を開催しました。
今回は、稲を守るかかし作りを行いました。
アイディアを考え、様々な準備をして、一体のかかしを作るのは、大変な作業です。
個性あふれる素敵なかかしを作ってくださった皆さん、ありがとうございました。

真夏の青空の下、9体のかかしが田んぼを守っています。

あんこ以外は、サトラボ自家製で、おいしいお弁当ができました。
お餅の付け合わせは、ふきの佃煮とスイスチャードの酢漬けです。

スイスチャードは、茎を3分湯がき、3杯酢に漬けると、きれいな色に発色し、
おいしく頂けます。茎も茹でて、ほうれん草のように食べられます。